繰り返す頭痛、その原因「まさか〇〇!?」西洋&東洋医学的視点で徹底解析 鍼灸での頭痛のアプローチ方法も解説
- josuianshinkyu
- 4月12日
- 読了時間: 9分
更新日:4 日前

「ズキズキ…」「締め付けられるような重さ…」長年続く頭痛に、あなたは一体いつまで悩まされますか?
せっかくの休日も頭痛で寝込んでしまったり、仕事に集中できずイライラしたり…。鎮痛剤を飲むたびに、「また今日もか…」と憂鬱な気持ちになっていませんか?
もしかしたら、その頭痛の原因、あなたが**「まさか!」**と思うような意外なところに隠されているかもしれません。
大宮の当鍼灸院では、西洋医学と東洋医学、二つの視点からあなたの頭痛の根本原因を徹底的に解明し、オーダーメイドの施術でつらい頭痛からの解放を目指します。
「いつもの頭痛だから」と諦める前に。 あなたの頭痛のタイプと、隠された原因を探ってみませんか?
目次
1-1. ズキズキ脈打つ【片頭痛(偏頭痛)】放置すると吐き気も…
1-2. ギューッと締め付けられる【緊張型頭痛】もしかしてスマホの使いすぎ?
1-3. 耐えられない目の奥の痛み【群発頭痛】特定の時期に集中しやすいのはなぜ?
1-4. 【危険なサインも】見逃せない二次性頭痛とは?
2-1. ストレスだけじゃない!?東洋医学が考える頭痛の意外な原因
2-2. 【タイプ別解説】あなたの頭痛はどれ?原因・症状・対策
① 冷えが原因?首の後ろが痛む【外感風寒の頭痛】
② 熱がこもってる?顔が赤くなる頭痛【外感風熱の頭痛】
③ 梅雨時期に悪化?頭が重だるい【外感風湿の頭痛】
④ イライラするとズキン!【肝陽上亢の頭痛】
⑤ 疲れるとジワジワ…【気虚の頭痛】
⑥ 女性に多い?フラフラする頭痛【血虚の頭痛】
⑦ ズキッと刺すような痛み【血瘀の頭痛】
⑧ めまいも伴う重い頭痛【痰濁上蒙の頭痛】
【もう悩まない!】当院の頭痛治療 - あなただけのオーダーメイドアプローチ
3-1. なぜ詳しく聞くの?初回3時間カウンセリングの重要性
【大宮駅徒歩7分!】アクセス
西洋医学的視点

1. あなたの頭痛はどのタイプ?西洋医学からの分類
西洋医学では、頭痛を大きく分けて、特定の病気が原因ではない一次性頭痛と、病気が原因で起こる二次性頭痛に分類します。あなたの頭痛はどのタイプでしょうか?
1-1. ズキズキ脈打つ【片頭痛(偏頭痛)】放置すると吐き気も…
こめかみや目の奥が、心臓の鼓動に合わせてズキンズキンと痛むのが特徴です。光や音に敏感になったり、吐き気を伴うことも。週末に寝すぎたり、特定の食べ物(チョコレートやチーズなど)が引き金になることもあります。
日本頭痛学会の片頭痛に関するページ (https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_02.html#01)
1-2. ギューッと締め付けられる【緊張型頭痛】もしかしてスマホの使いすぎ?
頭全体がまるで帽子を被ったように締め付けられるような、鈍い痛みが続きます。長時間のデスクワークやスマホの使いすぎで首や肩が凝り固まり、血流が悪くなることが原因の一つと考えられています。
日本頭痛学会の緊張型頭痛に関するページ (https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_03.html)
1-3. 耐えられない目の奥の痛み【群発頭痛】特定の時期に集中しやすいのはなぜ?
目の奥をえぐられるような、激しい痛みが短時間で繰り返し起こります(片側のみ)。涙が出たり、鼻水が出たりすることも。特定の時期に集中して起こりやすいのが特徴で、アルコールや喫煙が誘因になることもあります。
日本頭痛学会の群発頭痛に関するページ (https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_04.html)
1-4. 【危険なサインも】見逃せない二次性頭痛とは?
脳や全身の病気が原因で起こる頭痛です。突然の激しい頭痛、徐々に悪化する頭痛、発熱や首の痛み、手足の麻痺などを伴う場合は、すぐに医療機関を受診してください。
日本頭痛学会の群発頭痛に関するページ
より詳しい情報については、日本頭痛学会の片頭痛に関するページをご覧ください。
東洋医学的視点

2. 東洋医学のミカタ!あなたの頭痛、8つの原因に隠された真実 鍼灸での頭痛のアプローチ方法も解説!
頭痛は、東洋医学でも「頭痛」と言い、古代の医学書には「真頭痛」「脳痛」と記載されています。
東洋医学のバイブル『霊枢』厥病篇(24)には、「真頭痛は、頭痛甚だしく、脳ことごとく痛み、手足寒えて節に至り、死すとも治せず」とあるように、重篤な頭痛を指しています。
東洋医学では、頭痛は単なる「頭の痛み」として捉えません。
体全体の「気」「血」「津液」のバランスの乱れや、五臓六腑の乱れ、自然界の「邪気」の侵入が原因と考えられています。
2-1. ストレスだけじゃない!?東洋医学が考える頭痛の意外な原因
「ストレスが原因」と片付けられがちな頭痛も、東洋医学ではさらに細かく原因を探ります。例えば、冷え、湿気、食生活の乱れなど、あなたが普段意識していないことが頭痛を引き起こしている可能性もあるのです。
2-2. 【タイプ別解説】あなたの頭痛はどれ?原因・症状・対策
東洋医学では、頭痛を8つのタイプに分類し、それぞれに合わせたアプローチで改善を目指します。
これから、鍼灸での頭痛のアプローチ方法も解説していきます。
① 冷えが原因?首の後ろが痛む【外感風寒の頭痛】
・原因
気温の低い日に外で冷たい風に当たったりなど、身体を冷やしてしまったことにより、風邪と寒邪という邪気が身体に入り込み、頭部を走る経絡が循環不全を起こすことで、症状が発生します。
・特徴
項から後頭部付近の締め付けられるような痛み、冷たい風にあたると症状が悪化します。その他に、悪寒、発熱、関節の怠さ、口渇が無いなどです。
・治法
疏風散寒(そふうさんかん):体に入り込んだ風邪と寒邪(冷えの邪気)を追い出し、体の巡りを良くすることで、頭痛を改善します。
② 熱がこもってる?発熱や咽痛を伴う頭痛【外感風熱の頭痛】
・原因
暖房の風にあたり続けたりすることで、風邪と熱邪という邪気が身体に入り込み、頭部を走る経絡が循環不全を起こすことで、症状が発生します。
・特徴
頭痛に張る感じを伴い、温めると張り裂けそうに痛む。その他に、眼の充血、顔面紅潮、発熱、悪風を伴います。①の風寒邪の頭痛と違い、高熱や喉の痛みが強く出るなどの違いが出ます。
・治法
疏風清熱(そふうせいねつ):体に入り込んだ風邪と熱邪(熱の邪気)を追い出し、体の熱を冷ますことで、頭痛を改善します。
③ 梅雨時期に悪化?頭が重だるい【外感風湿の頭痛】
・原因
梅雨や湿度の高い環境にいることなどが、風邪と湿邪という邪気が身体に入り込み、頭部の循環を悪化させることで、症状が発生します。
・特徴
頭が締め付けられるように痛む、頭重感、雨天や湿度が高くなると頭痛が激しくなる。胸苦しさ、胃部の膨満感、食欲減退。
・治法
祛風化湿(きょふうかしつ):体に入り込んだ風邪と湿邪(湿気の邪気)を追い出し、体内の余分な湿気を取り除くことで、頭痛を改善します。
④ イライラするとズキン!【肝陽上亢の頭痛】
・原因
精神的ストレスなどで体内の熱強くなること、肉体疲労や睡眠不足などが原因で体を冷やす機能が低下することなどにより発生します。
・特徴
頭頂部、両側頭部に放散し、精神的ストレスにより悪化します。その他に、眩暈、耳鳴り、脇胸部痛などを伴います。身体を冷やす機能が低下するので、口乾、顔面紅潮が生じます。身体の熱が強くなることで、睡眠障害、怒りっぽいなどの症状も見られます。
・治法
平肝潜陽(へいかんせんよう):高ぶった肝の働きを鎮め、体の熱を冷ますことで、頭痛を改善します。
⑤ 疲れるとジワジワ…【気虚の頭痛】
・原因
慢性疾患や過労により、胃腸で生成される気が不足するため、頭部を栄養することが出来ない為、発生します。
・特徴
しくしく痛む持続性の頭痛で肉体疲労で悪化、倦怠感、無力感、息切れ、話すのがおっくう、食欲不振、泥状便
・治法
補中益気(ほちゅうえっき):弱った胃腸の働きを助け、気(エネルギー)を補うことで、頭痛を改善します。
⑥ 女性に多い?フラフラする頭痛【血虚の頭痛】
・原因
分娩・産褥の異常、怪我や手術などで出血が起きたときに、血が不足した結果生じる。
・特徴
頭痛のほかに、頭のふらつき、顔色が青白い、動悸、不眠、眼の異物感、眼がかすむなどの、血が不足した際の症状が認められます。
・治法
気血双補(きけつそうほ):気(エネルギー)と血(血液)の両方を補うことで、頭痛を改善します。
⑦ ズキッと刺すような痛み【血瘀の頭痛】
・原因
慢性的な疼痛により、血行悪化し発症することが多い。また、打撲などの外傷も原因になることがあります。
・特徴
刺すような固定性の頭痛
・治法
活血化瘀(かっけつかお):体の血の巡りを良くし、滞った血(瘀血)を取り除くことで、頭痛を改善します。
⑧ めまいも伴う重い頭痛【痰濁上蒙の頭痛】
・原因
日頃から食生活が乱れており、胃腸の働きが弱ることで生じた余分な水分が発生し、頭部の循環を悪化させることで、発症します。
・特徴
頭が重く痛く、眩暈を伴い、胸や腹の膨満感や苦悶感・水様物の嘔吐
・治法
化痰(かたん):体内に溜まった余分な水分(痰)を取り除くことで、頭痛を改善します。

3.【もう悩まない!】当院の頭痛治療 - あなただけのオーダーメイドアプローチ
3-1. なぜ詳しく聞くの?初回3時間カウンセリングの重要性
当院では、西洋医学的な視点に加え、東洋医学的に丁寧な問診と診察により、あなたの頭痛の原因を突き止めます。
初診に3時間頂戴しており、約30分でカルテを記入して頂き、約90分かけて現在の状況、これまでの経過、お持ちの体質などを詳しく問診します。
その後の約60分で、脈の状態、ツボの反応、お腹の状態などを確認し、総合的に東洋医学的な診断をおこなうことで、お一人おひとりのお身体の状態に合わせた、オーダーメイドの治療プランをご提案いたします。
治療法は、**鍼(はり)またはお灸(きゅう)**を、1ヶ所から多くて2~3ヶ所に優しく施術を行います。
身体が本来持つ自然治癒力を高め、つらい頭痛の根本的な改善を目指します。
「長年の頭痛から解放されたい」「鎮痛剤に頼らない生活を送りたい」とお考えの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

4.【一歩踏み出すあなたへ】頭痛に関する疑問・質問はお気軽に
頭痛に関するご質問やご不安な点がございましたら、お問合せフォームまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
[鍼灸如水庵の電話番号]
048-780-2617
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埼玉県さいたま市大宮区大門町3丁目150-1カーサソラール大門302
JR大宮駅・東武アーバンパークライン大宮駅より、徒歩7分
参考文献
『症状による中医診断と治療 上巻』主編:趙金鐸 編訳:神戸中医学研究会 (燎原書店)
『南山堂医学大辞典』著者:株式会社南山堂(南山堂)
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